会社の金庫の大惨事
あるテレビ局の撮影で、会社の金庫を撮影することになりました。金庫の撮影ということがあり、事前に金庫の整理をしたり、事前の準備やセキュリティーに数日間を要しました。撮影当日、社内の一番初めの撮影として金庫を撮影しようということで皆で金庫の前へ。カメラも回り、いよいよオープン!という時に、開けたはずの鍵があきません。あれ?って思って確認すると、鍵が鍵穴の中で折れてしまいました。なんというタイミング!急いで合鍵を探すも、いろいろと整理して動いてしまったのですぐには見つからず、そもそも鍵穴の中に鍵の半分が残った状態なのでさすこともできません。急いで近所の鍵やさんに連絡をして来てもらいましたが、なんせ金庫の鍵なので、一般的な鍵とは違います…。すぐにはどうにもなりませんということで撮影は一旦中止。鍵やさんも、中に入ったままの鍵をどうするか、一旦事務所に帰られていろいろ準備してから再度また来るとのことでした。そろそろ会社の引退も考えているというおじいちゃん鍵やさんだったので不安でした。会社の金庫です。開かないと仕事になりません。このままでは仕事もできないし、帰ることもできません。その状態のまま6時間くらい経過し、皆も諦めかけた時、鍵やさんが無事戻って来てくれて、時間をかけて折れた鍵を抜き、無事に新しい鍵に付け替えてくれました。おじいちゃん鍵やさん、侮ってはいけません。さすがです。とても感動した鍵交換となりました。