北海道の豪雪地帯で自宅に入れない

現在は転勤し九州で生活していますが以前に北海道の豪雪地帯に住んでいた頃の出来事です。仕事が終わって自宅(賃貸・平屋)に帰宅し室内へ入ろうとして玄関の鍵を開けようと鍵穴へ鍵を入れた時です。いつもの様に鍵を差し込みますが手応えが違い、少し硬い様な気がしたのですが寒さで鍵も固いのだろうと気にせず鍵を回しましたがロックが外れません。私の勘違いで違う鍵を差し込んだのかと思い鍵を確認しましたが玄関のドアの鍵で間違いは有りません。再び鍵を差し込み回してみますがやはりロックが外せません。日も沈み外の気温は氷点下。いつまでも屋外で鍵をガチャガチャやってもしょうがないので家の周りをグルっと周りどこか鍵が掛かっていない場所が無いか戸締りがいい加減な自分の性格と田舎で治安が良い事が幸いし探すと窓の鍵が掛かっていない場所が有りそこから室内へ入りました。しかし鍵が使えない理由を調べようと玄関のドアを確認しましたが特に外見上は異常はありません。内側からドアノブに着いた鍵はしっかり掛かるのに外から鍵を使ってみる時だけおかしいのです。まだスマホも無く携帯と言えばガラケーの時代、鍵の110番の様な店舗を電話帳を開き出張してくれる人を必死に探します。数件問い合わせて出張してくれる人を見つけ待つこと30分で店員さんが自宅まで駆けつけてくれました。事情を説明して鍵を点検してもらうと3分で理由は判明、なんと鍵穴に小さな木の枝が差し込まれてキーシリンダーがちゃんと動かないためでした。私の住む自宅は同じ様な職場の集合住宅地域で同じ様なトラブルが年に数回起こるそうです。その原因は店員さん曰く「子供の悪戯」だそうです。鍵のトラブルは改善しましたが出張費と作業代3000円は手痛い出費となり納得出来ない私は翌日、自治会長さんへ事の次第を伝え回覧板に今後この様な悪戯をする子供を発見した時は保護者へ請求するよう文書を配布していただきました。